台風とギリシャ神話には関係があった!
2018年秋、日本列島を巨大台風が襲い、全国に甚大な被害をもたらしました。
被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。
さて突然ですが、みなさんは台風の語源を知っていますか?
知識のある方は、「台風」が英単語の「typhoon(タイフーン)」に由来していることを知っているかと思います。
ですが、この英単語の由来は何なのでしょう?
一説によると、ギリシャ神話に登場する怪物「typhon(テュフォン)」に由来するといわれています。
ここに描かれているのがテュフォンです。恐ろしい姿をした怪物として描かれています。
テュフォンは、大地の女神ガイアが生み出した世界最強の怪物です。
神々がナイル川のほとりで宴会を催していたところにガイアがその怪物を送り込み、宴会を台無しにしたという神話が残っています。
その後、神々の王ゼウスがテュフォンと対峙し、シチリア島のエトナ山の下に封じ込めたといわれています。
そして、このエトナ山は時々噴火を起こします。エトナ山の下に封じ込められているテュフォンが大暴れするからです。
いかがだったでしょうか?私たちに馴染みの深い台風は、ギリシャ神話のテュフォンと関係があったのです。
今回は台風の語源とギリシャ神話の関係について紹介しました。次回は秋の星座神話について紹介しようと思います!
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